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2022/06/07

【Googleアナリティクス(GA4)】eコマースの実装方法

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メニュー/オプションごとの予約数・売り上げなど様々なデータを、Googleアナリティクス上で見ることが出来ます。
この記事では、eコマース機能について、設定方法などを解説します。

eコマース機能とは?

Webサイトでの購入行動を分析する機能で、店舗ホームページは「予約」に紐付けることが出来ます。
紐付けれるデータ例
  • メニュー名
  • オプション名
  • 価格
  • 税金
  • 指名料
など、予約データをGoogleアナリティクスに渡し、アクセス解析を充実させることが出来ます。
eコマースを設定するメリット
  • 予約が多いメニューを推測できる
  • Web広告など、売上ベースで費用対効果を出すことができる
  • 収益予測を立てることができる
  • メニューや価格の見直しに役立つ
などが挙げられます。
FireShot Capture 061

eコマースの概要

※eコマースの実装は「Googleタグマネージャ」「dataLayer(html,js)」の知識が必要です。
eコマースの実装は下記の手順で行います。
  • 予約フォームの完了ページにdataLayerを記述
  • Googleタグマネージャーの設定
  • Googleアナリティクスで確認
フォームの完了ページにdataLayerを記述する
予約フォームの完了ページに下記のタグを追加してください。。
※自身で設定が出来ない場合は、社内の情報システム部や、制作会社に依頼してください。
例)もみほぐし60分/4,000円(税抜)、オプションでヘッドマッサージ/1,000円(税抜)で予約した場合

<script>
dataLayer.push({ ecommerce: null });
dataLayer.push({
  event: " purchase",
  ecommerce: {
      transaction_id: "10001",
      affiliation: "デモマッサージ店",
      value: "5000",
      tax: "500",
      currency: "JPY",
      coupon: "初回限定",
      items: [{
        item_name: "もみほぐし60分",
        item_id: "12345",
        price: "4000",
        item_category: "もみほぐし",
        quantity: 1
      }, {
        item_name: "ヘッドマッサージ",
        item_id: "12345",
        price: "1000",
        quantity: 1
      }]
  }
});
</script>

event ※必須
purchase
ecommerce
transaction_id ※必須
予約時
例)10001
affiliation 店舗名
例)デモマッサージ店
value ※必須
価格
例)5000
tax 消費税
例)500
currency ※必須
日本円の場合は「JPY」を設定
coupon クーポン名
例)初回限定
items
itemsは複数設定が可能です。
メニュー、オプション、スタッフ指名などを設定します。
item_name メニュー名
例)もみほぐし60分
item_id ※必須
メニューID
例)12345
price 価格
例)4000
item_category カテゴリ名
例)もみほぐし
quantity 個数
例)1
Googleタグマネージャーの設定
Googleタグマネージャーの「予約完了タグ」イベントパラメータに変数を設定します。
1.変数の設定
ここでは計8個の変数を設定します。
例として、「items」を取得する変数で設定します。
変数名 任意
例)GA4- ecommerce.items
変数のタイプ データレイヤーの変数
データレイヤーの変数名 ecommerce.items
データレイヤーのバージョン バージョン2(デフォルトのまま)
変数を設定
残り7個も下記のデータレイヤー変数名で登録します。
  • ecommerce.affiliation
  • ecommerce.coupon
  • ecommerce.currency
  • ecommerce.shipping
  • ecommerce.tax
  • ecommerce.tranasction_id
  • ecommerce.value
予約完了のタグが設定されていない場合は、「トリガー設定」「タグ設置」を行ってください。
2.予約完了トリガーを設定
トリガーのタイプ カスタムイベント
イベント名 purchase
トリガーの発生場所 すべてのカスタムイベント
トリガー
3.タグの設定
タグ名 任意の名称
例)
GA4-予約完了
タグの種類 GA4 イベント
設定タグ GA4のIDを選択
イベント名 purchase
※eコマース機能を使うなら「purchase」を指定してください。
イベントパラメータ名と値 上記で設定した8つの変数を設定してください。
一通り設定が完了したら、GTMのプレビューで予約完了して、データが取れているか確認してください。
GA4でデータの確認
eコマース設定のデータはGA4の「収益化」で確認できます。
また、探索レポート内でも見ることが出来ます。
GA4イメージ

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